トップ>自主制作まんが>死神探偵の事件簿・第2の事件 その4から6
4
明日美「なんだか大変な目に遭ってきたんだね、お疲れさん」
まひる「んー。ところで明日美さん話って何?」
出されたお茶をすすり、本題へ移ろうとするまひる。
明日美は言葉に詰まりつつも口を開いた。。。
明日美「それ、後でいいかな?二人っきりで話したいんだ」
まひるはちょっと意外に思ったが頷いた。
まひる「へ?分かった。オープンな明日美さんには珍しいね」
明日美「まあ、ちょっと。。。」
目を合わせようとしない彼女の態度にまひるは嫌な予感がした。
5
夜遅く明日美から相談を受けたあと、足早にまひるは山奥にある滝家へと向かった。
その数時間後、派手な赤いコートを着たまひるの姿が神代家に吸い込まれて行った。
6
まひるが星空満天の夜空の下にいる頃、ルカは考えていた。
(階段で転んだ、って本人は言っていたけどあの怪我はそうじゃない。
推測の域は出ないけどあれは人の力で、って感じだよな。。。
でもあの明日美さんが嘘をつかなければならないってことはヤバいことなのかな?
それにしても!まひるちゃんの催眠術は解かれているのになんであんなことが起るんだ、
普通の状態じゃとてもじゃないけど人なんか。。。あっ!)
悶々としていたルカが立ち上がって向かったのはまひるの部屋だった。
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